Elastic SIP Trunking

Getting Started: Configure your Twilio Elastic SIP Trunk

はじめる前に

Twilio SIP トランクを使う前に、Twilioのアカウントを作成する必要があります。サインアップにはこちらからできます。

要件

Twilio Elastic SIP Trunkingを使用するには、下記のものが揃っているかご確認ください:

  • インターネットにアクセスできる SIP 対応ネットワークエレメント(IP-PBX、SIP-PRI IAD、SBC など)であること。
  • ピークコールトラフィックをサポートできる十分なインターネット接続帯域。ピーク帯域は下記の計算で求められます。

    • SIPトランクピーク帯域幅 = 同時接続通話数 * 80kbps

    64kpsはG711コーデックデータ、16kbpsはパケットオーバーヘッド、合わせて80kbpsになります。

ダッシュボード

コンソールにログインし、"Elastic SIP Trunking" セクションにアクセスします。  ダッシュボードが表示され、分、通話、そしてコストといったトランクの使用状況といった高次の概要が提供されます。

左側のナビゲーションメニューには、下記へのリンクが含まれます:

  • 設定: SIPトランクと認証のスキームの設定ができます
  • ログ: コールログと録音にアクセスできます
  • 利用状況: 利用料金を閲覧できます

設定

'設定' メニュー配下にトランクに関するすべての設定がまとまっています下記リンクを確認ください

  • トランク:現在の SIP トランクのリスト。作成、削除、トランクの設定が含まれます。
  • IPアクセスコントロールリスト: IPアクセスコントロールリストを管理します(あなたのSIPドメインに到達できるIPアドレスのセットを定義します)
  • クレデンシャルリスト: ユーザークレデンシャルを管理します(あなたのSIPドメインに到達できるユーザー名とパスワードを設定します)
  • ネットワーク: コミュニケーションインフラストラクチャに必要な重要な情報を掲載しています

トランク

Twilio エラスティックSIPトランクはIPベースのコミュニケーションインフラストラクチャー(IP-PBX等)をPSTN網に接続するためのソリューションです。インターネットを通じて世界中に発信、世界中から受信することができます。

トランクには下記の設定が必要です

エラスティック SIP トランクの図

  • 一般: フレンドリー名を設定し、トランクを一意に決定する TrunkSIDを確認できます。
  • ターミネーション(発信): コミュニケーションインフラストラクチャからPSTNにアウトバウンドする際の設定を行なえます
  • オリジネーション(受信): PSTNからコミュニケーションインフラストラクチャにインバウンドする際の設定を行えます。
  • 番号: 番号にトランクを関連付けることができ、トランクに関連付けられた番号を確認できます。

こちらのトランクナビゲーションバーでは全てのあなたのエラスティックSIPトランクを閲覧でき、設定をそれぞれ変更出来ます。この画面からはトランクを削除することも可能です。

トランクを作成する

こちらのトランクナビゲーションバーの'新しいトランクを作成'をクリックし、トランクを新たに作成できます。この作業ははじめようのセクションからも行えます。

一般的な設定

これらの設定はトラフィックの向きに関係なく全てのトランクの設定に適用されます。

わかりやすい名前

わかりやすい名前をつけます

Trunk SID

トランクを一意に特定するための識別子です。トランクを作成すると自動的に作成されます。

通話録音

このドロップダウンではトランクの通話録音を有効にできます。有効にした場合、全ての通話が録音されます。(オリジネーション、ターミネーショントラフィック両方)。下記が選択できます。

  • 録音しない: 通話録音は行われません
  • 応答してから録音: 相手が電話に出たところから録音そします
  • リンギングから録音: 相手を呼び出している時から録音します

セキュアトランキング

暗号化により、伝送時に、コールメディアと関連するシグナリングのプライバシーが確保されます。TLS(Transport Layer Security:トランスポートレイヤーセキュリティー)が SIP シグナリングの暗号化を提供し、SRTP(Secure Real-time Transport Protocol:セキュアリアルタイムトランスポートプロトコル)がコールコンテンツ/メディアパケットの暗号化を提供します。

SRTP は RTP & RTCP の暗号化のフレームワークです。RFC 4568、SDP(Session Description Protocol:セッション記述プロトコル)、メディアストリーム用の SDES(Security Description:セキュリティー記述)で、新たに定義された SDP 暗号化属性を使って暗号化マテリアルをやり取りするように特別に設計されたこのようなプロトコルが定義されます。

注: SRTP は現在 Twilio インターコネクトではサポートされていません。

仕様:

  • トランキングオリジネーション:指定される暗号スイートは 1 つだけです。 AES_CM_128_HMAC_SHA1_80
  • トランクのターミネーション(発信): Cryptoスイートのサポートには、AES_CM_128_HMAC_SHA1_80AES_CM_128_HMAC_SHA1_32 が含まれます。 `いずれも好みに応じて含めることができます。
  • オプションのマスターキー識別子(MKI)パラメーターはサポートされていません。

セキュアトランキングが有効であると、暗号化されていない通話は拒否されます。transport=tls パラメーターを指定し、オリジネーション設定で TLS の使用を設定してください。いずれかの URI にトランスポートパラメーターが存在し、別のトランスポートが指定されている場合(transport=udp など)、これは無視され、TLS が使われます。デフォルトでは、TLS にポート 5061 が使われますが、オリジネーション URI で自由にポートを指定できます。

Twilio のルート CA 証明書のインポート

TLS は、SIP エンドポイント間の SIP シグナリングを暗号化するために使われます。これを正しく機能させるためには、ネットワークの特定のデバイスが SSL 証明書をインポートする必要があります。Twilio では、CA(Certificate Authority:認証局)の証明書を使います。ネットワークで認証を確立するには、以下のルート証明書をコミュニケーションインフラストラクチャーに追加することが重要です。Twilio の CA 証明書をダウンロードしてください。

Twilio が、ドメイン(*.pstn.twilio.com)の複数のサブドメインに使用できるワイルドカード証明書を使っていることに注意することが重要です。ネットワーク要素でワイルドカード化された証明書をサポートしていない場合は、証明書の検証を無効にしてください。

AsteriskにおけるTLS/SRTPサポート

Asteriskには既定で chan_sip ドライバーが含まれており、Twilio上で正常に動作します。 しかし、何らかの理由で PJSIP ドライバーをAsterisk上で使用する場合、以下の点にご注意ください:

  • Asterisk 1.38 cert2 は PJSIP 2.5 が既定であり、TLS/SRTP用途ではTwilio上で動作しません。 暗号化なしの通話は動作します。
  • Asterisk 13.8 cert2はまた、最新の PJSIP ドライバー(現行で2.5.5)を使用できます。 ログ上では下記のメッセージが表示されますが、Twilio上で正常に動作します。

PJSIP 2.5.5 下記のエラーが表示されますが、通話は動作します。

Sep 27 13:03:56] ERROR[10886]: pjproject:0 >:     tlsc0x7f217c03 RFC 5922 (section 7.2) does not allow TLS wildcard certificates. Advise your SIP provider, please!

以下のURLは、非バンドル版の PJSIP のインストールガイドです。 ドキュメント中の手順では、バージョンを2.5.5に読み替えてください。

PJSIP チャネル・ドライバーのインストール

ターミネーション設定

ターミネーションの設定を行なうことにより、あなたのコミュニケーションインフラストラクチャからPSTNにアウトバウンドすることができるようになります。ターミネーションの機能を使うために、ターミネーションSIP URIと少なくとも、ひとつの認証スキーム(IPアクセスコントロールリストもしくはクレデンシャルリスト)の設定が必要です。

エラスティックSIPトランキングターミネーション

ターミネーションURI

SIPドメイン名をSIPターミネーションURIをこのトランクに一意に認識するために設定してください。このURIはコミュニケーションインフラストラクチャからTwilioにSIPトラフィックを直接渡すために使われます。

  • {example}.pstn.twilio.com

Twilioでは、ドメインの可読性を高めるためにピリオドではなくダッシュを使用するよう推奨しています。 しかしながら、ときには上位ドメイン b.pstn.twilio.com に対する a.b.pstn.twilio.com のようなサブドメインが好ましい場合もあるでしょう。

a.b.pstn.twilio.com のようなサブドメインは下記の要件で作成できます。

  • 上位レベルドメイン (b.pstn.twilio.com) をまず必ず作成してください。
  • 上位レベルドメイン (b.pstn.twilio.com) は同一または親アカウントで作成してください。

あなたのコミュニケーションインフラストラクチャにトランクの設定を行ないます(IP-PBX もしくは SBC)

コミュニケーションインフラストラクチャにトランクの設定をし、{example}.pstn.twilio.comを指定しアウトバウンドトラフィックがTwilioに向かうようにする必要があります。

ローカライズターミネーションURL

もし地理的に一番近い場所にコミュニケーションインフラストラクチャーを接続させたい場合は、下記のローカライズターミネーションSIP URLを指定ください。
日本の番号(050/0120/0800)を使って発信者番号を表示したい場合は、必ず pstn.jp1.twilio.com を指定してください。

  • {example}.pstn.us1.twilio.com (北米バージニア)
  • {example}.pstn.us2.twilio.com (北米オレゴン)
  • {example}.pstn.ie1.twilio.com (欧州アイルランド)
  • {example}.pstn.de1.twilio.com (欧州 フランクフルト)
  • {example}.pstn.sg1.twilio.com (アジア太平洋シンガポール)
  • {example}.pstn.jp1.twilio.com (アジア太平洋東京)
  • {example}.pstn.br1.twilio.com (南米サンパウロ)
  • {example}.pstn.au1.twilio.com (アジア太平洋シドニー)

ターミネーションURLの冗長性

TwilioのElastic SIP TrunkingはターミネーションURIとしてユーザーの通信インフラからTwilioに直通するSIPトラフィックで使用されるFQDN ({example}.pstn.twilio.com) を使用します。 前節での説明のとおり、ローカライズされたターミネーションURIを使用できます。

たとえば、{example}.pstn.us1.twilio.com です。 この特定のFQDNは下記のDNS Aレコード内で解決されます。

Type IPアドレス Ttl
A 54.172.60.3 10分
A 54.172.60.0 10分
A 54.172.60.2 10分
A 54.172.60.1 10分

各リージョンでは、信頼性を担保するため3〜4個のIPアドレスを保有しています (IPアドレス・ホワイトリストを参照してください)。 これらのIPアドレスはそれぞれ一意な公開エッジを表しており、信頼性用途のため複数のアヴェイラビリティ・ゾーンに渡って分散配置されます。

単一のIPアドレスに固定せず、全てのIPアドレスを活用しあるIPが応答しなくなったときに備えてフェイルオーバーを図ることが強く推奨されます。

弊社内で展開し、また同様に弊社と協業するキャリアー向けに弊社への接続の際に指示している一般的な戦略は、INVITEに対する応答がない場合は4秒後に次のIPアドレスを呼び出すことです。 単一IPの背後にある単一の機器はいつかは障害が発生するので、それを考慮に入れた上での包括的な解決策を講じ、またこれらの障害に備えるようにしてください。

さらに、US1(リージョン)全体がダウンした場合は、他のリージョンでフェイルオーバーするようにし(たとえば、US1に接続する場合、US2にフェイルオーバーします)、そのリージョンは信頼性を担保するため3〜4個の異なるIPアドレスを順に解決するよう心がけてください。

認証

ターミネーショントラフィックのセキュリティを保つために認証の詳細を設定しましょう。最低限ACLもしくはクレデンシャルリストの設定をする必要があります。両方を設定した場合アクセスコントロールリストとクレデンシャルが強制されます。

Note: ユーザーの認証情報を構成することを強くお勧めします。 IP ACL単独ではある種の攻撃に対して保護されません。

新しいアクセスコントロールリスト(ACL)を作成する

  • '設定'のセクション'から'IPアクセスコントロールリストを作成' をクリックします
  • アクセスコントロールリストに何に利用するIPアドレスのリストかわかるようにフレンドリー名をつけます例として'データセンタ用'のように名前をつけます。
  • IPアドレスを新しいIPアクセスコントロールリストに加えます。これらはお客様のコミュニケーションインフラストラクチャからSIPトランクアウトバウンドを使って発信するIPアドレスを定義します
  • IPに何で利用しているかわかるようにフレンドリー名をつけます。例として'プロダクションSBC'のように名前をつけます
  • 'IPアクセスコントロールリストを作成'をクリック

クレデンシャルリストを新しく作成します。

  • '設定'のセクション'から'クレデンシャルリストを作成' をクリックします
  • クレデンシャルリストに何に利用するIかわかるようにフレンドリー名をつけます例として'Twilio管理者'のようにつけます
  • ユーザー名を新しいクレデンシャルリストに加えます。これらはお客様のコミュニケーションインフラストラクチャからSIPトランクアウトバウンドを使って発信する再のダイジェスト認証に使われます。
  • ユーザーに対するパスワードを入力します
  • 'クレデンシャルリストを作成する'をクリックします

クレデンシャルを利用している場合、SIP INVITEは407 Authorization requiredのリクエストを行ない、認証を試みます。

このステップの終わりに、あなたのトランクはターミネーションコールをコミュニケーションインフラストラクチャからTwilioを通じてPSTNに発信ができるようになっているはずです。

最初のターミネーション通話をしましょう

INVITE sip:+15108675309@{example}.pstn.us1.twilio.com SIP/2.0

SIPからTwiioに渡される電話番号は必ず E.164 です +12128675309.E.164フォーマットが使われない場合、400 Bad Requestを伴って通話が拒否されます。

オリジネーション設定

オリジネーション設定の構成によって、一般電話(PSTN)からのTwilioへの着信トラフィックを受けて、お使いの通信インフラに送り届けることができます。 56カ国以上で利用可能な電話番号により、Twilioは真にグローバルなSIPトランクを提供します。 オリジネーション用の構成に際しては、最低1つのTwilio番号がこのトランクに関連づけられていることが必要です。

エラスティックSIPトランキングオリジネーション

このセクションで行われるオリジネーションの設定はトランクに関連付けたれた全ての番号に適用されます。

オリジネーションSIP URI

オリジネーション SIP URI を構成します。これにより、コミュニケーションインフラストラクチャ(例:IP-PBX、SBC)へのネットワークエレメントエントリポイントを指定します。SIP URI のホスト部分は、IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名(FQDN)のどちらかで指定できます。

  • sip:172.56.42.132
  • sip:mysbc.com

Twilioは自動的にPSTNからの呼び出しが向かって運命づけられているTwilioは番号に基づいてSIP URIのユーザ部分を収集します。例として、PSTNからトランクに関連付けられたTwilio番号'+14158675309'に受信した通話の場合、コミュニケーションインフラストラクチャに送信されるURIは

  • sip:+14158675309@172.56.42.132
  • sip:+14158675309@mysbc.com

メモ: sipsはTwilioではサポート「されません」。

代わりに、オリジネーションSIP URI に特定のユーザーパートも設定することができます。(例 "anniebp") 注 : このトランクに結びつけられた全ての番号に同じURIが使われます。したがって、PSTNからのコールがあなたのコミュニケーションインフラストラクチャに向けてこのトランクに関連付けられているTwilioは番号+14158675309、結果のURIのために受信されている場合は、まだすべての電話番号については次のようになります。

  • sip:anniebp@172.56.42.132
  • sip:anniebp@mysbc.com

メモ: トランキングのオリジネーション通話においてはダイヤルされたTwilio番号(+14158675309)は常にSIPのDiversionヘッダーで伝達されます。

X-headers

オリジネーションSIP URIにX-接頭辞で始まる任意のSIPヘッダー付加することで、これらを送信できます。 たとえば、sip:+14158675309@mysbc.com?X-myheader=fooを構成してX-myheader:fooを全オリジネーション通話に送信できます。

transportパラメーター

デフォルトでは、Twilio は UDP を介してコミュニケーションインフラストラクチャーに発信 SIP リクエストを送信します。これを、UDP ではなく TCP を介して送信するようカスタマイズできます。変更する場合は、オリジネーション SIP URI でトランスポートパラメーターを使ってください。

  • sip:anniebp@172.56.42.132;transport=tcp

または、SIP シグナリングに TLS を使うようにカスタマイズすることもできます。TLS を使う場合、デフォルトのポートは 5061 ですが、別のポートを指定してもかまいません。変更する場合は、オリジネーション SIP URI でトランスポートパラメーターを使い、オプションで別のポート番号を指定します。

  • sip:anniebp@172.56.42.132:5062;transport=tls
regionパラメーター

TwilioがオリジネーションのSIPトラフィックをお客様の通信インフラに送信する地理的リージョンを指定するには、regionパラメーターをオリジネーションSIP URIに含めることが必要です。 たとえば、オリジネーションSIP URIにregion=ie1パラメーターが含まれる場合、TwilioはSIPトラフィックをヨーロッパのアイルランドリージョンから送信します。

  • sip:anniebp@172.56.42.132;region=ie1
region 所在地
us1 北米 ヴァージニア
us2 北米 オレゴン
ie1 欧州 アイルランド
de1 欧州 フランクフルト
sg1 アジア太平洋 シンガポール
jp1 アジア太平洋 東京
br1 南アフリカ サンパウロ
au1 アジア太平洋 シドニー

regionパラメーターが指定されない場合、TwilioはオリジネーションSIPトラフィックをPSTN通話が着信したリージョンから送信します。

メモ: SIPのシグナリングおよびRTFメディアトラフィックに対するTwilioリージョンのIPアドレスをホワイトリストに追加していることを確認してください。

複数のオリジネーション SIP URI の使用

異なる優先順位と重みを使用して、最大10のオリジネーションSIP URIを構成できます。

priority フィールドによって、SIP URI の使用順番が決まります。Twilio は常に、priority の値が最も小さい SIP URI を最初に使用します。この SIP URI へのセッションが失敗した場合は、priority の値がそれと同じまたはそれより大きい SIP URI を代わりに使用します。

1 つのサービスに同じ priority の値を持つ複数のオリジネーション SIP URI が存在する場合、Twilio は weight フィールドに基づいて、使用する SIP URI を決定します。重み値は、同じ優先度値を持つ他の SIP URI との関連においてのみ適用されます。

Priority URI の重要度をランク付けします。値の範囲は 0 ~ 65535 であり、値が小さいほど重要度は高くなります。複数の URI が同じ優先度を持つ場合に、Weight を使って負荷率を決定します。値の範囲は 0 ~ 65535 です。値が大きいほど、URI の負荷率が高くなります。

オリジネーション SIP PRI は、有効化または無効化できます。オリジネーション SIP PRI が有効な場合、ルート選択の対象になります。有効ではない場合、トラフィックをコミュニケーションインフラストラクチャにルーティングする際に使用されません。

次の例では、priority フィールドと weight フィールドの両方を使用して、負荷分散サービスとフェイルオーバーサービスを組み合わせて提供します。

オリジネーションSIP URI Priority Weight
sip:mysbc1.com 10 60
sip:mysbc2.com 10 20
sip:mysbc3.com 10 20
sip:mysbc-backup.com 20 10

最初の 3 行の SIP PRI は、priority が 10 で等しいので、Twilio は weight フィールドの値を使用して接続するサーバーを決定します。3 つ全部の合計は 100 なので、sip:mysbc1.com が 60% の確率で使用されます。sip:mysbc2.comsip:mysbc3.com の 2 つの SIP URI は、それぞれリクエストの 20% で使用されます。sip:mysbc1.com が使用不可の場合、残りの 2 つの機械がそれぞれ 50% の確率で選択されるので、均等に負荷を分担します。

priority が 10 の 3 つのサーバーがすべて使用不可の場合、priority の値が次に小さいレコード、すなわち sip:mysbc-backup.com が選択されます。 注:"2xx"、"400"、"404"、"405"、"410"、"416"、"482"、"484"、"486"、または "6xx" のいずれかの SIP ステータスコードが返された場合、Twilio は次のオリジネーション SIP URI へのフェイルオーバーを行いません。特定のサーバーから SIP レスポンスがないまま 4 秒が経過すると、Twilio はフェイルオーバーします。

DisasterRecoveryUrl

災害が発生して通話が上記のオリジネーション SIP URI に配信されない場合に備えて、Twilio の強力なスクリプト記述ツール TwiML で構築されたアプリケーションを参照するディザスタリカバリ URL を構成することができます。TwiML を使って、ディザスタリカバリ計画で必要とされる通話管理機能(PBX の IVR などの機能を複製するなど)を提供するアプリケーションを構築できます。

  • http://fallback.mycompany.com/index

TwiML アプリケーションの構築の詳細については、Twilio QuickStart および TwiML API Guide をご覧ください。通話がディザスタリカバリ URL にリダイレクトされた場合、通常の Twilio 音声通話料金が適用されることに注意してください。音声通話料金をご覧ください。

CNAM検索

CNAMは発信者ID名 (Caller ID Name) のr略称です。 CNAMは発信者名を電話番号と併せて表示するために使用され、エンドユーザーが簡単に発信者を特定できるようにします。

CNAMルックアップを有効にすると、各発信者に他する発信者ID名が「From」および「Contact」、そして (該当する場合は) 「P-Asserted-Identity」フィールドを通じてSIP INVITE内に挿入されます。

米国およびカナダ向けのCNAMルックアップは検索の回数に応じて、たとえデータが登録されていない場合でも課金が行われます。 現在、(日本国内の番号を含む)国際番号に対する発信者ID名の検索リクエストに対してはnull値が返され、課金は行われません。

Twilio Consoleを使用してこの機能をオンにします。

ConsoleでCNAMルックアップをオンにするには、Consoleにログインして「Elastic SIP Trunking」セクションにアクセスします。

トランクを選択したら、 (左側のサブメニューから) 「Origination (オリジネーション) 」設定にアクセスします。ここでは、CNAMルックアップをオンにできるスイッチが見つかります。 スイッチが「青く」なっており、「ENABLED (オン) 」と表示されている場合、設定が有効になっていることがわかります。

  • CNAMルックアップはTrunk単位でオンにすることが必要です
  • CNAMルックアップは米国およびカナダの電話番号のみでサポートされます
  • CNAMルックアップは、検索が成功に対して課金されます (これはCNAMナショナルデータベースで番号に対する名前が利用できない場合も当てはまります) 。 AT&Tの番号の多くはCNAMナショナルデータベースに公開されていないことが知られています。
  • CNAMルックアップは通話事態が失敗した場合でも、検索の成功に応じて課金されます

電話番号

このタブでは、次を実行できます。

  • トランクの新しい Twilio 番号を購入する
  • このトランクに現在関連付けられているすべての Twilio 番号を閲覧する
  • このトランクに既存の Twilio 番号を関連付ける
  • このトランクから Twilio 番号の関連付けを解除する

このトランクに現在関連付けられているすべての Twilio 番号を閲覧する

「Numbers」セクションでは、このトランクに現在関連付けられているすべての番号を閲覧できます。これらの番号はすべて、同じオリジネーション設定と一般的な設定を共有していることに注意してください。

特定の番号をクリックすると、その構成を閲覧/変更できます。

トランクの新しい Twilio 番号を購入する

PSTN から Twilio トランク経由でコミュニケーションインフラストラクチャに着信する通話を受信するには、Twilio 電話番号が少なくとも 1 つ必要です。

トランクに関する設定の変更を確認し、 番号 セクションで 「番号を購入」を選択してください。

国コードを選択して、あなたの番号で使いたい任意のパターン(例:+14158675309)に一致する空き番号を検索します。

購入したい番号が見つかったら、手順を進めてその番号を購入し、番号の設定へと進んでください。

番号が表示された画面で、その番号の構成を変更できます。

「Voice」セクションで「SIP Trunking」ラジオボタンを選択し、その下のドロップダウンリストでこの番号に関連付ける SIP トランクを選択します。忘れずに、変更した構成を保存してください。

このトランクに既存の Twilio 番号を関連付ける

「Numbers」セクションで「Associate a Number with this Trunk」を選択すると、あなたが所有する既存のすべての Twilio 番号のリストが表示されます。このトランクに関連付ける番号を 1 つクリックします。

番号が表示された画面で、その番号の構成を変更できます。「Voice」セクションで「SIP Trunking」ラジオボタンを選択し、その下のドロップダウンリストでこの番号に関連付ける SIP トランクを選択します。忘れずに、変更した構成を保存してください。

このトランクから Twilio 番号の関連付けを解除する

次に示すさまざまな方法で、トランクから番号の関連付けを解除できます。

  • 直接関連付けを解除するには、特定のトランクの「Numbers」セクションで表示されている番号リストの電話番号のごみ箱ボタンをクリックします。
  • 特定の番号の「Voice」構成を別のトランクに変更するか、アプリケーションまたは URL を使用するように構成します。
  • その番号に関連付けられているトランクを削除します。

このとき、番号とトランクの関連付けは解除されますが、アカウントから番号がリリースされるわけではありません。

Twilio 電話番号は、毎月請求されます。頻繁に番号を使用している場合または将来使用するために番号を予約しておきたい場合以外は、未使用の番号をリリースすることで、コストを削減できます。番号をリリースするには、「Voice and Messaging」セクションで「Numbers」をクリックして、そのページから該当する番号をリリースします。

最初のオリジネーション通話を受信する

トランクの Twilio 番号(例:+14158675309)をダイヤルして最初のテスト通話を発信して、対応するコミュニケーションインフラストラクチャの内線の呼び出し音が鳴ることを確認します。

トランクを削除する

次のどちらかの方法で、トランクを削除できます。

  • 「Trunks」セクションで表示されるトランクリストを使用します。このとき、このトランクに関連付けられているすべての番号が、自動的にトランクとの関連付けを解除されますが、解放されるわけではないことに注意してください。番号をリリースするには、「Voice and Messaging」セクションで「Numbers」をクリックして、そのセクションから該当する番号をリリースします。
  • トランク固有の構成画面には、「Delete this Trunk」オプションがあります。

このとき、このトランクにそれまで関連付けられていたすべての番号が、自動的にトランクとの関連付けを解除されますが、アカウントからリリースされるわけではないことに注意してください。Twilio 電話番号は、毎月請求されます。頻繁に番号を使用している場合または将来使用するために番号を予約しておきたい場合以外は、未使用の番号をリリースすることで、コストを削減できます。番号をリリースするには、「Voice and Messaging」セクションで「Numbers」をクリックして、そのセクションから該当する番号をリリースします。

お使いのネットワーク

お持ちのSIPインフラストラクチャーがTwilioと相互に接続できるかどうか準備します。

  • TwilioトランクのためにターミネーションURLを設定します。もし手動でTwilioプラっとフォームの場所を選択したい場合、自由にローカライズターミネーションURLを利用できます。
  • ファイアウォールで、Twilio のシグナリング IP アドレスとメディア IP アドレスをすべてホワイトリストに設定します。
  • このトランクに登録しないように、インフラストラクチャを構成します。
  • インフラストラクチャが確実に Max-Forwards の値として最小値 20 を送信するようにして、通話が正常に処理されることを保証します。
  • SIP 経由で Twilio に送信される電話番号が必ず E.164 形式であることを確認します。
  • オプションとして、お客様の通信インフラからSIP OPTIONSメッセージをElastic SIP TrunkへのPingメカニズムとして発行できます(メッセージリクエストを作成済みのターミネーションURI(example.pstn.twilio.com)に送信します); このようにするとTwilioプラットフォームは適切にレスポンスを返します。 弊社プラットフォームからブロックされないようにするため、10〜15秒につき1 SIP OPTIONリクエスト以下にとどめるようにしてください。

ローカライズターミネーションURL

もし地理的に一番近い場所にコミュニケーションインフラストラクチャーを接続させたい場合は、下記のローカライズターミネーションSIP URLを指定ください。
日本の番号(050/0120/0800)を使って発信者番号を表示したい場合は、必ず pstn.jp1.twilio.com を指定してください。

  • {example}.pstn.us1.twilio.com
  • {example}.pstn.ie1.twilio.com

NAT越しでデプロイする

セッション・ボーダー・コントローラーなしでNAT越しにデプロイする場合、NAT変換バインディングを常に開放しておくことが重要です。

  • シグナリングに関しては、UDP使用時、200 OKを返すSIP OPTIONSを定期的にTwilioに送信することで達成できます。
  • シグナリングに関しては、TCPまたはTLS使用時、定期的にSIP OPTIONSをTwilioに送信するか、またはCR-LF Keep-alive(定期的にCRLFを2回送信(Ping)すること)を行い、それからTwilioからCRLFを1回受信("Pong")することを待つことで達成できることがあります。 後者ではオーバーヘッドが最小となります。
  • メディア・パケットはより頻繁に送信されるため、RTPに関しては通常問題は起こりにくくなります。

IPアドレスホワイトリスト

SIPシグナリングとRTPメディアトラフィックのために、ファイアウォールにTwilioのすべてのIPアドレス範囲とポートをホワイトリストに登録する必要があります。 異なる地域の電話番号がある場合、および弾力性を持たせる目的のために、これは重要です(北米のバージニアゲートウェイがダウンしている場合は、北米のオレゴンゲートウェイが使用されます)。 メディアがどの地域から出て行くかについては、どのPSTN SIPゲートウェイが通話をどのTwilioの地域に配信するかに依存するためTwilioは保証しません

北米バージニアゲートウェイ:

シグナリングIP:

    54.172.60.0/30 which translates to:
    54.172.60.0
    54.172.60.1
    54.172.60.2
    54.172.60.3
    Ports: 5060 (UDP/TCP), 5061 (TLS)
メディアIP:
    54.172.60.0/23
    34.203.250.0/23 
    Port Range: 10,000 to 20,000 (UDP)
北アメリカオレゴンゲートウェイ:

シグナリングIP:

    54.244.51.0/30 which translates to:
    54.244.51.0
    54.244.51.1
    54.244.51.2
    54.244.51.3
    Ports: 5060 (UDP/TCP), 5061 (TLS)
メディアIP:
    54.244.51.0/24
    Port Range: 10,000 to 20,000 (UDP)
欧州アイルランドゲートウェイ:

シグナリングIP:

    54.171.127.192/30 which translates to:
    54.171.127.192
    54.171.127.193
    54.171.127.194
    54.171.127.195
    Ports: 5060 (UDP/TCP), 5061 (TLS)
メディアIP:
    54.171.127.192/26
    52.215.127.0/24
    Port Range: 10,000 to 20,000 (UDP) 
欧州フランクフルトゲートウェイ:

シグナリングIP:

    35.156.191.128/30 which translates to:
    35.156.191.128
    35.156.191.129
    35.156.191.130
    35.156.191.131
    Ports: 5060 (UDP/TCP), 5061 (TLS)
メディアIP:
    35.156.191.128/25 
    Port Range: 10,000 to 20,000 (UDP) 
アジア太平洋東京ゲートウェイ:

シグナリングIP:

    54.65.63.192/30 which translates to:
    54.65.63.192
    54.65.63.193
    54.65.63.194
    54.65.63.195
    Ports: 5060 (UDP/TCP), 5061 (TLS)
メディアIP:
    54.65.63.192/26
    Port Range: 10,000 to 20,000 (UDP)
アジア太平洋シンガポールゲートウェイ:

シグナリングIP:

    54.169.127.128/30 which translates to:
    54.169.127.128
    54.169.127.129
    54.169.127.130
    54.169.127.131
    Ports: 5060 (UDP/TCP), 5061 (TLS)
メディアIP:
    54.169.127.128/26
    Port Range: 10,000 to 20,000 (UDP)
アジア太平洋シドニーゲートウェイ:

シグナリングIP:

    54.252.254.64/30 which translates to:
    54.252.254.64
    54.252.254.65
    54.252.254.66
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    Ports: 5060 (UDP/TCP), 5061 (TLS)
メディアIP:
    54.252.254.64/26
    Port Range: 10,000 to 20,000 (UDP)
南米サンパウロゲートウェイ:

シグナリングIP:

    177.71.206.192/30 which translates to: 
    177.71.206.192
    177.71.206.193
    177.71.206.194
    177.71.206.195
    Ports: 5060 (UDP/TCP), 5061 (TLS)
メディアIP:
    177.71.206.192/26
    Port Range: 10,000 to 20,000 (UDP)

インフラストラクチャーを Twilio エラスティック SIP トランクで設定する際に役立つ詳細については、SIP トランク設定ガイドをご覧ください。