サービスレベル合意書(「SLA」)

この日本語版は、参照することのみを目的とした翻訳版であり 「こちらへ」、本契約の英語版と日本語版に異なる点がある場合には、英語版が優先します。

THIS JAPANESE VERSION OF TWILIO JAPAN’S SERVICE LEVEL AGREEMENT IS PROVIDED AS A REFERENCE ONLY. IN THE EVENT OF ANY DIFFERENCES BETWEEN THE ENGLISH AND JAPANESE VERSIONS, THE ENGLISH VERSION [HERE] SHALL CONTROL.

最終更新日:2023年2月14日

1. 定義. 以下に定義する用語は、本サービスAPI(以下で定義します)に関するサービスレベル合意書(「本SLA」)に適用されます。

「月次実効稼働時間比率」とは、A、Bをそれぞれ以下のように定義した場合における (A-B)/A の値をいいます:

• A = 月次合計時間(以下で定義します)
• B = 月次利用不能時間(以下で定義します)

「月次稼働時間比率基準値」とは、本SLA第2条(サービス上の確約事項)の「月次稼働時間比率基準値」の見出しを付した表に記載した比率をいいます。

「SendGridサービスAPI」とは、「SendGrid」または「Twilio SendGrid」というブランド名のサービス向けのMail Sendアプリケーション・プログラミング・インターフェースをいいます。

「本サービスAPI」とは、TwilioサービスAPI(以下で定義します)とSendGridサービスAPIを総称していいます。

「サービスクレジット」とは、(a) 月次実効稼働時間比率が、月次稼働時間比率基準値を下回った場合、または(b) 正常接続率(以下で定義します)を達成できなかった場合に、本SLA第4条(サービスクレジットの請求)に従ってお客様が請求する権利を有するクレジットをいいます。サービスクレジットは、本SLA第2条(サービス上の確約事項)に記載した該当の比率に、(i) Twilio サービスAPIについては該当の暦月におけるお客様の実際の利用料金、または(ii) SendGridサービスAPIについては該当の暦月におけるお客様の電子メールパッケージ料金を乗じて算出されます。

「正常接続率」とは、お客様によるWeb API v3のMail Sendリクエストであって、該当する暦月において、少なくとも(a) 北米または南米を送信元とする電子メールについては秒間15,000リクエスト、(b) 北米・南米以外を送信元とする電子メールについては秒間10,000リクエストの割合で 、「202」(受理)のレスポンスを返したものをいいます。正常接続率は、(x) お客様がこのような正常接続率を充足する十分な数の同時接続を利用していること、(y) お客様による送信リクエストが、(i) 北米または南米を送信元とする電子メールについては、合計6ギガビット/秒、(ii) 北米・南米以外を送信元とする電子メールについては、合計で4ギガビット/秒を超えないこと、および(z) Web API v 3 Mail SendアドレスのDNSルックアップに関して、当社の各時点で最新のTTL値をお客様が遵守していることを条件としています。

「月次合計時間」とは、該当の暦月の合計時間数を分単位で表示した値をいいます。

「TwilioサービスAPI」とは、「Twilio」というブランド名のアプリケーション・プログラミング・インターフェースをいいます。

「月次利用不能時間」とは、該当の暦月においてTwilioサービスAPIまたはSendGridサービスAPI(該当する場合)が利用不能であった時間を、分単位で表示した値をいいます。

2. サービス上の確約事項

更に、契約期間中、お客様がEmail Strategy – Gold、 Enterprise Program Managementまたは Enterprise Program Management & Strategyパッケージを購入された暦月において、当社がSendGridサービスAPIの正常接続率を達成できなかった場合、お客様は、10パーセント相当のサービスクレジットを請求することができます。

3. ステータス通知. お客様は、TwilioサービスAPIについてはhttps://status.twilio.comで、SendGridサービスAPIについてはhttps://status.sendgrid.comで、ステータスの更新に関する電子メール通知を購読することができます。お客様は、直近30日間 にお客様が行ったメール送信についての正常接続率を表示したレポートを当社に請求する権利を有するものとします(権利行使は、お客様がEmail Strategy – Gold、 Enterprise Program Managementまたは Enterprise Program Management & Strategyパッケージを購入した期間中の各暦月につき1回に限り可能とします)。

4. サービスクレジットの請. お客様がサービスクレジットの付与を受けるためには、当社が月次稼働時間比率基準値を満たさなかったか、正常接続率を達成できなかった暦月としてお客様が申し出る暦月の最終日から30日以内に、Twilio Services API に関してはhttps://www.twilio.com/help/contactを通じて、SendGrid Services APIに関してはhttps://support.sendgrid.comを通じて、カスタマーサポートに請求を行っていただく必要があります。全ての請求には、(a) チケットの件名を「SLA請求」とすること、(b) (i) Twilio Services APIに関してはhttps://status.twilio.comで、SendGrid Services APIに関してはhttps://status.sendgrid.com/でそれぞれ公開するステータスページに基づいて算出した月次利用不能時間の日付および時刻、または (ii) 正常接続率の不達成の日付および時刻、ならびに(c) 月次利用不能時間または正常接続率の不達成を示す文書を含める必要があります。各サービスクレジットは、本サービスAPIに関してお客様が当社に将来支払うべき金額に充当するものとし、払い戻しの形では利用できません。

5. 除外. 以下の (a) から (g) までの場合には、月次利用不能時間は発生しなかったものとみなします(本SLA中にこの規定に反する規定がある場合でもこの規定が優先します)。月次利用不能時間が、(a) 当社による合理的な制御が及ばない要因により発生した場合(そのような要因としては、電気通信事業者に関係する問題もしくは事象、インターネットアクセスの問題または当社が本サービスAPI上でアクセス管理および制御を行っているネットワーク内の地点を超えた範囲で発生した関連問題を含みますがこれらに限りません)、(b) お客様または第三者(当社の代理人および下請契約者を除きます)の作為または不作為により発生した場合、(c) カスタマーアプリケーション、お客様の機器、ソフトウェアもしくはその他の技術、アドオンサービスまたは第三者の機器、ソフトウェアもしくはその他の技術(当社が直接制御しうる機器を除きます)により発生した場合、(d) 当社が予定していたメンテナンスであって当社が24時間以上前に通知を行うものの実施中に発生した場合、(e) 当社による緊急メンテナンス(本サービスAPIの完全性または運用を維持するために必要なメンテナンス)の実施中に発生した場合(当社による通知の有無を問いません)、(f) アルファ版、ベータ版、非公開版、限定リリース版、開発者プレビュー版として識別される本サービスAPI、または当社が提供する同様の本サービスAPIを原因として発生した場合、または (g) 継続的に利用不能な5分未満の時間(「月次除外時間」と総称します)である場合。本SLAは、「Segment」または 「Twilio Segment」(「Segmentサービス」)というブランド名のサービスまたはアプリケーション・プログラミング・インターフェイスには適用されません。Segmentサービスに関するサービスレベル合意書(SLA)は、https://www.segment.com/legal/slaで入手可能です。

6. SLA責任の完全性. 本SLAに定める本サービスクレジットは、Twilioがお客様に対して負う唯一かつ完全なる責任であり、当社による月次稼働時間比率基準値または正常接続率の不達成についての唯一かつ排他的な救済措置です。

7. 更新. Twilioは本SLAを随時更新することができます。本SLAの各時点で最新の条項は、https://www.twilio.com/legal/service-level-agreementで入手可能です。