PythonおよびDjangoを使用した通話の追跡
この Django ウェブアプリケーションでは、Twilio を使って、さまざまなマーケティングチャンネルの有効性を追跡する方法を示します。
このアプリケーションには、3 つの主要な機能があります。
- さまざまなマーケティングキャンペーン(広告用掲示板やバスの車内広告など)で使う電話番号を Twilio から購入する
- その電話番号に対する着信をセールス担当者に転送する
- 電話番号および受け取った通話に関するデータを示すチャートを表示する
Whatclinic.comがTwilioを使用してヘルスケア業界向けに通話の追跡プラットフォームを構築する方法を確認しましょう。
このチュートリアルでは、このアプリケーションを実行するための主要なコードをいくつか紹介します。コードを実行する方法については、GitHub のプロジェクトの README をお読みください。
使用可能な電話番号を検索する
Call tracking requires us to search for and buy phone numbers on demand, associating a specific phone number with a lead source. This utility module uses the Twilio Python helper library to search for phone numbers by area code and return a list of numbers that are available for purchase.
ここで、これらの番号を購入用にユーザーに表示し、キャンペーンを有効にする方法を見てみましょう。
使用可能な電話番号を表示する
ユーザーに対して、エリアコード別に新しい電話番号を検索するためのフォームを、アプリのホームページに表示します。ビューレベルでは、以前に作成したユーティリティーモジュールを使って、実際に番号を検索し、購入可能な番号のリストを示す HTML ページをユーザーに表示します。
We've seen how we can display available phone numbers for purchase with the help of the Twilio Python helper library. Now let's look at how we can buy an available phone number.
電話番号を購入
purchase_phone_number
ユーティリティー関数は電話番号を唯一のパラメーターとして取り込み、Twilio API クライアントを使って、事前に検索した使用可能な電話番号の中から、実際に 1 つを購入します。
If you don't know where you can get this application SID
, don't panic, the next step will show you how.
TwiML アプリケーションでウェブホックの URL を設定する
電話番号を購入する際、VoiceアプリケーションSIDを指定します。 これはTwiMLアプリケーションに対する識別子で、REST API経由で作成するか、Twilio Consoleで作成できます。
電話番号をリードソースに関連付ける
Twilio 番号を検索し購入したら、データベースのリードソースと関連付ける必要があります。これは、通話のトラッキングアプリケーションのコアです。新しい Twilio 番号にかかってきた通話はこのソースに起因するものとみなされます。
ここまで、リードソースの作成と、それをTwilio電話番号に関連づける方法は大変理解しやすいものです。 ここでは、この情報を保存するリードソースのモデルについて詳しく見ていくことにしましょう。
LeadSource モデル
LeadSource
モデルは、Twilio 番号を指定したリードソース(「Wall Street Journal Ad」や「Dancing guy with sign」など)に関連付けます。また、セールスやサポートヘルプ回線など、すべての通話のリダイレクト先の電話番号も追跡します。
As the application will be collecting leads and associating them to each LeadSource or campaign, it is necessary to have a Lead model as well to keep track of each Lead
as it comes in and associate it to the LeadSource
.
リードモデルを定義する
Lead
は、LeadSource
で生成された通話を表します。LeadSource
に関連付けられた電話番号に電話がかかるたびに、Lead
モデルを使って、その通話に関して Twilio が提供するデータの一部を記録します。
Twilio電話番号だけでなくLeadSource
を作成するコードのバックエンド部分が完成しました。 アプリケーションの次の部分は着信通話を処理し、それを適切な営業部のメンバーに転送するためのWebhookになります。 これらWebhookの構築方法を見ていきましょう。
通話を転送し、リードを作成する
いずれかの Twilio 番号にお客様から電話がかかると、Twilio はこのビュー関数に関連付けられている URL(/call-tracking/forward-call
)に POST リクエストを送信します。
着信データを使って、LeadSource
に新しい Lead
を作成した後、LeadSource
の forwarding_number
と発信者を接続するTwiML を返します。
通話を転送してリードを作成したら、見込み顧客を生み出す着信通話が大量にやってくるでしょう。 そしてそれらは我々にとってのデータとなるのですが、これらデータから恩恵を得られるような情報に変えてやることが必要です。 そこで次のステップでは、これらのソースから統計を得る方法を見ていきます。
リードソースに関する統計を取得する
One useful statistic we can get from our data is how many calls each LeadSource
has received. We use the Django ORM's annotate feature to make a list containing each LeadSource
and a count of its Lead
models. We create a custom model manager so that we can easily access this data in our views.
この時点まで、アプリケーションのバックエンドのコードについて見てきました。 これで着信通話や見込み顧客の処理を開始する準備が整いました。 続いて、クライアント側に注目点を切り替えましょう。 今回の場合は、それはシンプルなJavaScriptアプリケーションで、またChart.jsを使用して適切な方法でこれら統計を描画します。
Chart.js で統計を視覚化する
ホームページに戻り、jQuery を使い、サーバーから JSON に通話のトラッキングの統計を取り込みます。統計は、Chart.js で作成するカラフルな円グラフに表示します。
That's it! Your Python and Django application is now ready to purchase new phone numbers, forward incoming calls, and record some statistics for our business.
関連トピック
これで終わりです。これで、Django アプリケーションは新しい電話番号を購入し、着信を転送し、ビジネス上の統計情報を記録できるようになりました。
Twilio を使う Python 開発者であれば、以下のチュートリアルもお楽しみください。
ウェブページのボタンを押して、電話を介して訪問者をライブサポートまたはセールス担当者に接続します。
アポイントメントに先立ち、Twilio SMS を使って自動リマインダーをお客様に送信します。
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