秒間発信数 (CPS) - トランキングターミネーション
概要
トランキングターミネーションの秒間発信数 (CPS=Calls per Second) とは、トランキングターミネーション (お使いの通信インフラから公衆電話網、すなわちPSTNへの発信トラフィック) において、秒間にどのくらい多くの新規SIP Trunking通話セットアップが許可されているかを表します。 Twilioでは既定でリージョンごと、トランクごとに1 CPSの発信能力を提供しています。 (制限を参照してください) オプションとして月額固定費をお支払いいただくことで、このCPS設定を引き上げることができます。
If you’re interested in increasing your CPS for Elastic SIP Trunking, please talk to sales. In order to receive increased CPS, average call duration must be above 30 seconds and ASR (Answer-Seizure rate) above 60%.
トランキングターミネーションのCPSオプション
SIP Trunkingには2つのターミネーションCPSの引き上げオプションがあります:
トランク単位のCPS
各リージョンで必要なCPSで個々のトランクを供給します。 リージョンごと、トランクごとに課金が発生します。 Console内の個々のトランク配下の「ターミネーション設定」から、トランクのCPS設定を確認できます。
マスターアカウントのCPS
Provision your Master Account with the CPS you require for each Region. Pay per Master Account, per Region. The Master CPS settings are a pooled resource used by any Trunk in the given account or corresponding sub-accounts. We give you the ability to also enforce Trunk level CPS settings in Console, when Master Account CPS is enabled and allow you to over provision CPS at the Trunk level, and you'll only be billed for the Master Account CPS settings.
マスターCPSは、CPSの引き上げが必要な複数のサブアカウントに渡っていくつかのトランクがあるが、これらの各トランクにでどの程度の規模が必要か不明な場合に最適です。
どのような場合に通話が許可または拒否されるかの決定には、下記の2つの「チェックポイント」があります。
(1)
各トランク上での実際の通話 vs トランクのCPS制限: あるリージョンにおける特定のトランクに対するCPS設定を超える通話をそのトランクで行いますか?
Yes
トランクCPS設定に基づいて通話が拒否され始めますNo
2番目 のルールを参照してください
(2)
全トランクに渡る実際の通話の合計 vs マスターアカウントCPS制限: あるリージョンにおける全てのトランクに渡る実際の通話の総数がマスターCPS設定を超えますか?
Yes
マスターCPS設定に基づいて通話が拒否され始めますNo
すべての通話が許可されます
マスターアカウントCPSの例
この仕組みの例です:
マスターアカウントCPS設定:
*北米 - オレゴン (US2): 25 CPS
トランク1 | トランク2 | トランク3 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
供給済み | 20 CPS | 25 CPS | 30 CPS | 全トランクに渡って75CPS供給済み (供給過多) |
実際の通話 | 30 CPS | 24 CPS | 30 CPS | 全トランクに渡って84の実際の発信通話の試行あり |
Rule 1 - Trunk Limits |
通話数は20 CPSに制限 | 全24 CPS許可 | 全30 CPS許可 | トランクのCPS設定に基づいて74の実際のCPSが許可 |
Rule 2 - Master account Limits | CPSは25に制限され、どのトランクについても拒否される可能性があります |
デバッガアラート
CPS制限に達すると、TwilioはDebugger Alert record
を記録し、デバッガーアラートはトランク単位、あるいはマスターアカウントCPS単位のどちらの制限に抵触したか知らせてくれます。
下記のデバッガーアラートがあります:
これはCPS設定を引き上げる必要があるかどうかを判断するのに大変便利な場合があります。 アラートトリガーを構成し、アラートエラーコードの希望に基づいてトリガーできます。 オプションで、対応するWebhookまたはメール通知を送信できます。
If you would like to modify your Master Account or Trunk Level CPS settings, please contact sales here.
ヘルプが必要ですか?
誰しもが一度は考える「コーディングって難しい」。そんな時は、お問い合わせフォームから質問してください。 または、Stack Overflow でTwilioタグのついた情報から欲しいものを探してみましょう。