Messaging ServicesとCopilot

日本国内および全世界における大量のメッセージ送信は時として大変複雑になり得ます。 メッセージ送信先の国やキャリアーによっては、ショートコードと電話番号のどちらを使用するか、英数字の送信者IDと電話番号のどちらを使用するか、あるいは配信用の電話番号の選択時にどの国の番号を選択するか常に把握しておく必要に迫られることがあります。

Twilio Copilot機能が有効になっているMessaging Serviceをメッセージの送信に使用することで、メッセージのパフォーマンス向上に寄与できます。

Messaging Serviceには、お手持ちの電話番号のひとつがメッセージを受信した際にリクエストされるURLなどのような、ユーザーのアプリケーションに使用できる構成オプションが含まれています。

これには、Copilotメッセージング機能用の構成も含まれます。 これらの機能にもとづいて、Twilioはメッセージの送信に使用するアイデンティティーをインテリジェントに選択したり、内容に変更を加えたりします。

Messaging ServiceおよびCopilotの設定はREST API経由、あるいはConsole、両方で直接管理、構成することができます。

Copilotの機能

さて、Copilotでどんなことが行えるのでしょうか。 機能についてご紹介しましょう。

固定送信者番号

固定送信者番号を使用すると、ユーザーのアプリケーションが特定の送信者にメッセージを送信する場合、毎回必ず同じFrom電話番号を使用するようになります。 これにより、アプリケーションはエンドユーザーにとって見分けの付きやすい単一の電話番号を使用してメッセージを送信できるようになります。

固定送信者名が有効になると、TwilioはToおよびFromの電話番号のマッピングを維持するようになります。 このマッピングは、Serviceから特定の受信者に最初にメッセージが送信された後に作成されます。 それ以降にServiceからその受信者に送信されるメッセージについては、同じFrom番号が使用されることになります。

固定送信者番号をオフにすると、過去に蓄積された電話番号の対応づけは参照されなくなります。 しかしその後、固定送信者名を再度オンにすると以前に作成された対応づけが再び参照されるようになります。

Twilio電話番号がメッセージングサービスから削除されると、その番号に結びついていた全てのスティッキーセンダーマッピングは削除されます。

英文字の送信者ID

商標のついた一方通行のメッセージ送信用に、多くの国々では英数字の文字列を送信者IDとして許可しています。 英数字の送信者IDを使用すると、企業名や商標名をMessaging Serviceに追加できます。 英数字の送信者IDを使用すると、企業名や商標名をMessaging Serviceに追加できます。 英数字の送信者IDが許可されている国にメッセージを送信する際、Twilioは英数字の送信者IDをメッセージ配信のためのFromパラメーターとして使用します。 英数字の送信者IDがサポートされない国の受信者に対しては、Messaging Serviceから電話番号が選択されます。

英数字の送信者IDは最大11文字まで可能です。 大文字および小文字のASCII文字、0から9までの番号、および空白文字です: A-Z, a-z, 0-9. 英数字の送信者IDは、純粋な数字でない可能性があります。

Messaging Serviceから英文字の送信者IDを使用するには、アカウントのSMS設定で英数字の送信者IDが有効になっていることが必要です。

スケーラー

スケーラーはMessaging Service内の全電話番号にわたって送信メッセージを分散させ、より大量のメッセージの処理を可能にします。 Messaging Serviceからのメッセージ送信時、現在メッセージの送信に使用されていない電話番号の中からFrom番号が選択されます。

固定送信者番号がオンになっている場合、Copilotはまず既存の固定送信者番号のマッピングを優先し、それからもっともマッピング数の少ないMessaging Serviceから次に利用可能な電話番号を選択します。

Geomatch

GeomatchはMessaging Service内のTwilio電話番号を、宛先の電話番号の国および地域コードに合うよう選択します。

国コードGeomatch

グローバルにメッセージを送信する際、国によるGeomatchは、現在の宛先の電話番号と一致するようMessaging ServiceからTwilio電話番号を自動的に選択します。 Service内に宛先と国が一致するTwilio電話番号が含まれていない場合、メッセージの配信にはTwilioは他の電話番号の選択前にSMS対応の米国電話番号の使用を試みます。 Serviceにメッセージを配信できる電話番号がない場合、メッセージ送信は失敗します。

Geomatchを使用するには、受信者の国と一致する電話番号をMessaging Serviceに追加します。

新規の地理的な国の電話番号がMessaging Serviceに追加される場合、Twilioは自動的にそれを選択、From番号の国が受信者の電話番号と一致できるよう、既存の固定送信者番号マッピングの再割り当てを行います。

エリアコードGeomatch

米国およびカナダにメッセージを送信する場合、エリアコードGeomatchは受信者の番号とエリアコードが一致する、または近似するローカル電話番号を選択します。

近似する、または一致するエリアコードが使用できない場合、CopilotはMessaging Serviceから別のUSまたはカナダ番号を選択します。地域の近似性は電話番号の選択において考慮されません。

この機能は米国およびカナダ以外では使用できません。

ロングコード(通常の電話番号)にフォールバックする

ロングコードへのフォールバックは、ショートコードで送信されたメッセージの配信に失敗した場合は、ロングコードの電話番号を使用してメッセージの再送を試みます。

Messaging Serviceを使用してメッセージを送信する際、Copilotはショートコードでのメッセージ配信を優先させます。 宛先がショートコードを受信できないためにメッセージが未達 ('undelivered') となった場合、CopilotはMessaging Service内のロングコード電話番号を使用してメッセージ送信を再度試します。

すべての未達 ('undelivered') メッセージがロングコード電話番号を使用して再送されるわけではない点にご注意ください。 ロングコードを使用した配信もまた、配信が保証されるものではありません。

この場合はショートコードメッセージに加えてロングコード電話番号による2番目のメッセージ送信試行、双方について課金されます。

この機能はエンドユーザーがお客様からのSMSメッセージの受信をオプトインしている場合のみ有効にすべきです。 すべてのキャリアーのコンプライアンス、および業界慣例に従ってください。

ショートコードリルート(日本国内未対応)

Messaging Serviceにショートコードが含まれる場合、Twilioはショートコードによるメッセージ配信を常に優先します。 キャリアーがショートコードをサポートしない場合、Twilioは自動的にMessaging Serviceのロングコードでメッセージを配信します。

ショートコードリルートは、ロングコードを使った配信をした際FailedUndeliveredの配信ステータスのメッセージに配信を試みることはありません。

スマートエンコード

英文のSMSを作成しているとき、スマートクォート ( 〞)、ロングダッシュ (—)、あるいはUnicodeの空白文字が意図せず紛れ込んでしまい、125文字に収まるよう注意深く作成したはずのメッセージが分割され、2セグメント分課金されてしまうことがあります。

SMSメッセージにUnicode文字が使用される場合、UCS2でエンコードされることが必要です。 UCS2文字はエンコードに16ビットを使用しますが、メッセージにはUnicode文字を含むため、メッセージのセグメント化に関しては160文字ごとではなく70文字ごとに行われます。

Copilotのスマートエンコードは、こういった紛れ込みやすいUnicode文字を検出し、同様のGSMエンコードによる文字に置き換えるのに役立ちます。 これによってメッセージは160文字で分割されることが保証され、2通のメッセージを送ってしまうことを防ぐのに役立ちます。

絵文字や、漢字のようの表意文字を含むメッセージはスマートエンコードによる変換は行われません。 スマートエンコードが置き換えるUnicode文字については、こちらの一覧を参照してください

有効期間

有効期限 (Validity Period) は、Messaging Serviceから送出されたメッセージがTwilioのプラットフォームに残っている期間を秒で表します。 構成された秒数を超過した場合、Twilioはメッセージ送信を失敗として扱い、ステータスコールバックURLにWebhookを送信してアプリケーションに知らせます。

Validity Periodは1から14,440秒(最大4時間)までの間で設定できます。

TwilioのValidity Periodは、メッセージがTwilioのプラットフォーム内にとどまっている間のみ適用され、メッセージがキャリアーのネットワークに送出された後は、依然としてキャリアーによってキューイングされる可能性があります。

MMSコンバーター

MMSコンバーターは、キャリアーがTwilio MMSメッセージの受信をサポートしない場合に、MMSメッセージを自動的に画像にリンクした短縮URL付きのSMSテキストメッセージとして配信します。 短縮URLのリンク(7つの一意な文字列が後に続く http://m.twil.io/)はメッセージ本文の末尾に追加され、365日間有効です。

SMS送信と同様の請求が行われます。短縮されたURLが原因で160文字を超えた場合、メッセージは分割され通常のSMSと同様、通数分課金されます。

MMSコンバーターは、MMSをサポートしない受信先のキャリアーに対してメディアへのリンクをSMS経由で送信します。 これは、もしFrom電話番号がMMS対応ではない場合にメディアを送信できるようになるということではありません

 

電話番号の機能対応状況をConsole内または Available Phone Numbers リソースへのクエリーによって確認し、MMS対応のTwilio番号を検索できます。

Copilotによるインテリジェントな番号選択

固定送信者番号が有効な場合、TwilioのCopilot機能は下記のロジックにしたがって最適な電話番号を決定しメッセージを送信します。

TwilioのCopilotを使用して、動的に電話番号を選択する

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